もうだめです…古民家といえば、やはり太鼓梁でしょう! 太鼓梁とは、簡単に言うと屋根を支える構造材です。 ぶっとい丸太の皮をはぎ、荒削りで使ってあります。 今回はそれっぽく見せるために下から現在ある桁に下からくっつけることにしました。 書くのは簡単ですが実際の作業になると大変でした(大汗) まず材料探しから始まるわけですが… 古民家の建具を仕入れたところは古民家を解体した際にでる柱や桁、梁も扱っていました。 しかし値段が結構するんですよね(TT) そこで3メートルくらいの丸太の両サイドをのこで落してもらい使用することにしました。 現物は写真を参照してください。 まず木の皮を剥ぐのですが、私は大きなノミでやっていましたがらちがあきません(涙) 私は大工さんに言いました。 「昔の大工さんは偉いですよね、こんな大変な作業をこつこつとされていたんですね」と! それに対して大工さんが一言… 「昔も今もノミで皮を剥ぐ大工はおらんばい…」 「そぎゃんちまちましたこつばすっかい!」 「鎌ではがんと…」 私は「鎌?」と思いながら納屋から鎌を探し出し実際使ってみました。 目からウロコです! 驚くほど簡単にきれいに早くむけるのです(感動) する前に聞けばよかったと…。 ヤスリをかけ仕上げも終わり今度は取り付けです。 これからが大変でした。 今ある梁と太鼓梁を1メートルくらいのボルトでつなぐことにしました。 キャタツを立て、大工さんと二人で下から持ち上げそのボルトに通すのです。 丸太はものすごい重量です。 二人の呼吸を合わせ一瞬でやっつけなければなりません。 下に落としでもしたら間違いなく床に穴が開きます。 打ち合わせを念入りにしていよいよ作業にはいります。 二人ともキャタツの上に立ち太鼓梁を持ち上げました(気合い) 呼吸があったのはそこまででした… ボルトになかなか通せないのです。 二人の呼吸は乱れ焦るばかしです… 腰は痛くなってくるし、肩ははずれそうに激痛になってきました。 私は大工さんに「まだですか〜」 「もう限界です!」 大工さんは「落とすなよ〜」「もうちょっとそっちば上げてくれ〜」 会話になってません。 もうだめばい… 私は床に穴があいてもいい。 自分の身体が大事ばいと下に落とそうとしたときです。 下から電気屋さんが上がってきました。 救世主とはこのことです。 電気屋さんが輝いて見えました(笑) 「下から支えてくれ〜」 二人とも声にならない声でした。 3人でなんとか組み上げることができました。 もし電気屋さんがこなかったら…(ぞっ!) 黒く塗装をしてそれっぽく…(にやにや) ところで古民家はなんで柱や桁、梁が黒くなっているかご存知ですか? 昔は囲炉裏があり火を燃やしていました。 また炊事場にはカマドあり火を使います。 その時の煙で燻されるのですね。 家の燻製ですな(笑) でもこれが防腐剤の代わりになり、虫も寄せない防虫剤の役目も出るのです。 生活の知恵です(感心) いよいよ作業も大詰めに入ってきました(^^) |
