【人生編】バブル崩壊と妻の本音建築業にもその波は押し寄せ、勤め先も危ない噂が立ち始めました。 せっかく念願の一級建築士になったのに…。 「会社はどうなるのだろう・・・」と戦々恐々と日々を過ごしていたある日のことです。 留守番電話に以前勤めていた会社の部長からメッセージが入っていました。 「話があるから会社に遊びにこないか」と…。 この部長には在職中、良くしていただきました。 それで無視することもできんな〜と… 何日か経った後、会社に顔をだしました。 会社に行くと応接間に通されました。 在職中は応接間というと、なんかやらかしたときの説教部屋のイメージがありまして… まぁ〜なんかあったらテーブルひっくり返してきちがいになったふりして帰ればいいかなと(笑) うすら笑いを浮かべて待っているとドアが開きました。 入ってきたのはなんと社長でした(驚き!) その後に部長も続き…(緊張!!) 「何の話だろうと、なにか私の残した仕事で問題でも起きたのかな」… 思い当たることを考えながら社交辞令の挨拶、世間話を進めました。 そうこうしていると社長から「世間話はこれくらいにして本題に入ろうか」と切り出されました。 「きた〜!」(汗、汗、汗) まぁ、命まで取られることはないだろう。 開き直り、社長の顔を見つめました。 社長が言うには「今度、営業体制を強化したい。会社に戻ってこないか」と…。 予想もしていない言葉でした(驚愕!!!) 「夢を追いたいんです」と言いながら、けつまくってやめた人間です。 簡単に答えられるわけありません…。 その日は引きつった笑いを浮かべながら帰りました。 何日か経ち、女房にその話をしてみました。 この前、会社に行ってこんなことがあったんだよと…。 すると女房が一言いいました。 「戻ってほしい」と…。 「明日どうなるかわからない会社よりも安定した会社を選んでほしい」と。(びっくり!) まぁ、確かに以前いた会社は福利厚生もしっかりしており、基盤もできた、いい会社でした。 ショックでした。 どんなに生活が苦しくてもついてきてくれるだろう、支え合っていけるだろう、と考えていましたから… これが女房の本音なのかと…。 つづく |
