【人生編】八百屋からの脱皮「もう甘い話には乗らないぞ」と心に誓い八百屋を頑張ることにしました。 しかし、そんな中でまた話がころがってきました。 今度は「六本木でスナックをしてみないか」と。 まだニキビ面の残っている若者になんと刺激的な言葉だったでしょう。 毎日みかんのカビにまみれ、朝からじゃがいも、人参の袋詰め、夜は残った野菜を漬物に加工するそんな毎日の繰り返しでした。 それが夜の蝶が飛び交う水商売。それも六本木です。 六本木ですよ!(ちょと強調) みんなで話し合いをしました。 甘い話には乗らないぞ、と心に決めたのはいつだったか・・・ 地道にコツコツやっていこうと話し合ったのは・・・ 結論はでました。 眼は真っ赤です! なにを期待しているのか股間をふくらませている奴もいました。(馬鹿な奴) それからの行動の早かったこと。 お店を出すまでの苦労も忘れ、青物横町の周りの人からは引き止められ「考え直せ、八百屋が水商売できるわけなかろうが」と言われながら…。 その中、お店の在庫処分、閉店に全力をそそぎました。 頭の中は「六本木のアマンド前の交差点に粋なスーツを着て立っている自分」です。(はっきりいってかなりの馬鹿) 今までの行商時代、市場での仕入れの苦労、八百屋での丁稚奉公のときのつらさなどを思い出すこともなく毎日にやにやして夜の世界をイメージしておりました(笑い) つづく |
